生の村上を見た私が死んだ
あれから、1年が経とうとしていた。
お友達の安田担から
「突然なのだが関ジャニ東京公演どうかね」
と連絡が入る。
その日の夜は、会社では忘年会があったんだけども。
忘年してる場合じゃない。
今年のJ事務所の現場/zeroの私は、
一体今年の何を忘れれば良いの?
はにかみフェイス?
はにかみフェイス?
オロナミンCでのはにかみフェイスとか?
カウコンからの今年の思い出全部忘れたら、
それでなくとも今年不足気味だったジャニヲタの
アイデンティティがクライシスだよ。
脱ヲタだよ。
コヤシゲよろしく孤独死一直線だよ。
そんなこんなで、
「あわわ…(行きますの意)」と返信して、
安田担と共に戦地に赴くことになる。
「関ジャニ’sエイターテインメント」
2016年12月15日(木)18:30
参戦脳内レポ
▼ 00 服
着ていく服がないわ。
シンデレラ気分かよっつってね。
でも事実なの。
紫色の服とか持ってない。
だって私、大野担なんだもんね。
戦闘着、青色だよ。
関ジャニの現場で着たら洗脳洗礼の♡安田担♡状態。
一緒に入った安田担と並んじゃった日にはね、
パターン青、使徒襲来だよ。
ちなみに見ず知らずの隣の女の子も、
安田担で使徒コーデだった。
使徒多いよ。第三新東京さすがだよ。
結局、仕事途中での参戦だったからね。
全身白黒コーデ。
あれぇ?横山担かな?ってね。
正直コンサート終わるまでは、
「ナマ横山裕にひれ伏す可能性も微粒子レベルで存在している」
(乗り換える気マンマンマン)
なんて思ってたりも、あったりなかったり。
▼ 00 開演1時間前
仕事帰り、水道橋に必死こいて向かうオタク2人。
頻尿に陥り、電車に乗れない私。
ドームとは反対方向の電車に乗る安田担。
頼むよ、2人ともお願いだから落ち着いて。
何とか合流・入場・着席して。
ドームに充満するスモークを吸って待機。
あのスモークの正体って何なんだろうね。
ここは羽生蛇村か?
▼ 01 会場注意喚起PV
よく覚えてない。
覚えてることは、
「初老のすばるくん」
(イラストにすると初老かわいい)
「色を塗り忘れたような白さの横山裕」
(デザイナーのミスか)
「結婚してた大倉とやすす」
(公式謎の推し)
以上。
この時、ご本人登場直前なわけで。
面白映像を笑って見る余裕がない。
生きてることに余裕ないから、
まあ、普段通りなんだけどさぁ…
▼ 02 OP(裏社会パロ)
よく覚えてない。(2度目)
関ジャニのこういうお真面目パロディのおかげで、
私の心の同人誌が広辞苑並みの厚さ。
【各々のシーン】
・ゴットファーザーのテーマが流れ出す喫煙シーンの錦戸
・キャラに似合わず幹部席の横にいる謎設定の村上
・ドンジャラを前にマジギレする丸山と大倉
・キャバクラが似合過ぎる渋谷
・首領が死ぬ瞬間を1番近くで見てしまったプッツン系安田
・黒幕こいつだろ感のインテリメガネ二次元横山
※ここで奥歯が砕けた
首領(ドンと読むんだよ)が死んで、
みんなで報復に行きますっていう物語。
ラストシーンで、各々が武器を取り上げる手元のカット。
誰が何の武器なのか初見じゃ分からないことだけが辛い。
頼むよ…
オタクだから設定分からないと死ぬ病気なんだから…
長剣の使い手誰なの…
(後日追記:長剣村上、短刀丸山、カートリッジ式拳銃渋谷か?)
▼ 03 NOROSHI
ひ、
ひぃぃ、、
あ
あ、す、すごい…………………………
生きてる……………………
やばい…やばいんだけど…………
超やばい…………………………………
や………………………………………
実在………………してたんだ………………………
やば………………………………………………
まっ………………………………………
ぅ……………
…………………………
………………
(スポットライトに照らされた
「スーパーアイドル関ジャニ∞」の
圧倒的アイドル覇気に本気で込み上げる涙と胃酸)
▼ 04 ブリュレ
セトリバレを事前に見てたから、やることは知ってた。
生で聞きたいと以前から思ってた曲。
ブリュレ歌う大倉の「国民の元カレ」感がしんどい。
しんどい…(直訳:超好き)
大倉と会話する妄想すると、
いっつも別れ際のカップルみたいになる。
なんでだろ…
▼ 05 RAGE
▼ 06 浮世踊リビト
「死ぬまでにすばるきゅんの生歌聴けたらいいな」
って思ってたから、割とこの時は
「死ななきゃ」
って、そう思いましたね。
▼ 07 挨拶
亮ちゃんのテンション高いOP挨拶でようやく
「ああ、コンサート始まったんだな」って、
魂が肉体に帰ってきた。
コンサートの時って、
感情の振り幅が通常より20倍くらいじゃない?
亮ちゃんがとても楽しそうで嬉しかったんだけど、
感情の振り幅ぶっ壊れてるから、
「亮ちゃんが楽しいなら私も楽しいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ウウウツツゥゥゥウウウエェエェェーーーーーー!!!!!!!!」
って泣いてた。
あと、これだけは言わせて。
横山裕の挨拶ラストにて。
「目をつむって。」って言い出した挙句、
客を放置して舞台を去る一連の流れ。
「貴様は彼氏か~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!?!?!???」
(萌えに歯を食いしばっています)
▼ 08 パノラマ
▼ 09 T.W.L
最後の人文字可愛すぎ。
でも暗転早すぎ。
どこに誰がいたのか分からなかった。
▼ 10 エイトレンジャー寸劇
超低空飛行ピーターパン大倉のイリュージョンによって、
コンサート会場のど真ん中で溺死する村上。
溺死する村上。
ようやく会えたと思った数十分後にこれかよ。
ここは金田一少年の事件簿の世界か。
でもでもでもでも~~~!!!!!
溺死する姿、すごい美しかったからオーーールオッケ~~~~~~!!!!!(盲目)
セーラームーンで心の鏡を奪われた後の
うさぎちゃんみたいだった。
▼ 11 王様クリニック
死んで、
ゾンビになって、
真っ白なシーツに変化したと思ったら、
ステージに降臨。
現代のキリスト復活の瞬間だったね。
個人的なきゅんポイントハイライトですが。
この日、歌詞間違わなかった?
「食べましょうや ありがとうさ」を
逆に歌ってた記憶がある。
僅かに滲み出るレベルの変化をした村上さん、
本当にどちゃですね…
※ドチャクソ可愛かったの意
(追記メモ1:衣装靴の裏が真っ赤なのルブタンみたいでどちゃ)
(追記メモ2:「胸を開いてみませんか」の歌詞の振り付けで、
本当に自分のジャケット片側開いてるところどちゃ)
▼ 12 The Light
▼ 13 罪と夏
発売当初にこの歌詞聞きながら、
「エイトも遊ぶつもりなら、
アタイも今年の夏は
パリピしちゃうぞ~~!!!٩(^‿^)۶」
って覚悟したのに全く何もないまま冬になってたって
0.00000001秒くらい現実に引き戻された。
※関ジャニは全く悪くない
▼ 14 がむしゃら行進曲
▼ 15 イッツマイソウル
▼ 16 なぐりガキBEAT
▼ 17 ツブサニコイ
曲目日替わりのこのスカタイム。
本日はツブサニコイ。
こんなトロットロな歌詞だったんだ。
そこまで好きな曲ではなかったのに、
現場で生で聴いたら嗚咽出るくらい
好きになった。
開演当初とのGAPがやっばい。
GAPは本人たちも自覚してるんだろうな…
ホイホイ…
この曲で関ジャニコンサートの醍醐味は
生演奏だって確信した。
ナマサイコー…
▼ 18 言ったじゃないスカ
スカバージョンの歌詞、
「年下のエイトメンツが年上の女性に迫る」
って感じで、脳内が妄想の国に飛んでた。
歳下の錦戸亮に振り回されたい。
職場で迫り来る錦戸亮を邪険に扱いたい。
泣きそうなタレ目に、
あっ可哀想なことしたなー…
って罪悪感感じたい。
その罪悪感に付け込まれたい。
▼ 19 ハダカ
オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオオイオイオイオ…………………………
オイオイオイオイオイオイオイオイオ
▼ 20 Steal your love
「美の暴力」。
自身の目で見てるのに信じられない。
そこだけ世界が作り物のように
出来すぎてて怖くなる瞬間だった。
選ばれしイケメン偏差値カンスト勢のみが
許された事務所特有の絶対舞台領域だと思う。
絶対舞台領域で他に思い当たるカップルは仁亀。
▼ 21 Black of night
メンバーの中でも砂糖菓子系スイートボイスの
丸山さんの歌声が好きなので、
割とこの時は耳からザラメが出てましたね。
▼ 22 キング オブ 男!
1塁サイドお立ち台に降臨する村上信五。
(この日最も近い距離)
安田担から双眼鏡を奪い取り。
動揺しすぎて双眼鏡の前後を間違えるも、
直立不動で舐めるように見てた。
………………………………………ひっ…………………………ヒ…………………………ぁ…………………………………………………………………ッアアイッッッッッッッッッッッケメェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエンンンンンンンンンンンンンンンァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!
…やっべぇぞ。(芸人風に)
「顔は横山の方がすちー(*´◒`*)♡」とか
言ってたかつての私が死んだ。
好みとかそういう己の次元を
超越する程度のイケメンだった。
イケメンだった。
イケメンだったよ。
イケメングランプリ初代王者決定だよ。
テレビの電波はね、
視聴者が死なないように
イケメンに見せない信号的な何かを
発しているんだって気付いた。
やべえ、上の文章を後から読み返すとすごい
私のヤバみを感じる…
いやでも生で双眼鏡で見る村上信五の
イケメンっぷりやっべえぞ。
立ち姿がもうだめだ。
イケメンの星に生まれてしまったから、もう立ち振る舞いから
イケメンが滲み出て止まらない。
▼ 23 前向きスクリーム!
バッキャローーーーーーーーーー!!!!!!!!!!今、前向いてる場合じゃねえから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
※スーパー双眼鏡タイム続行中
動いてる、歌ってる、踊ってるだけで、
その場にいるだけで、
もう胸がいっぱいになるんだなあ…
そこにいいるって事実がさ…
と言いながら、靴のソール部分の白黒デザインとか、
ダメージジーンズの合間から見えるスパッツとかさ、
ふわふわの髪の毛とかさ、
じtttttttttttttttttっとり見つめてた。
生で見るのはこれが最後かもしれないからね…
▼ 24 2016.10.25 session movie
一番良かった。
(前曲で燃え尽きてるところに、畳み掛けてきたせいもある)
バンドの音、
モニターの演出、
メンバーのカット、
曲披露のタイミング、
そしてもちろん曲。
コンサートでこそ意味があるって
1番感じたわこのタイトル不明曲。
あと、関ジャニの魅力は
「泥水啜る姿」。
参戦してみて思った。
歌はそのグループ全てを表すけど、
エイトはまさしく「ヘイトトーキョー」。
成り上がるために、
必死こいて仕事してる姿を武器として見せてくるのは、
ファンとしてゾクゾクする。
「必死なんじゃ」ってあのポジションに上り詰めた、
トップアイドルの1人である人間が言うセリフか。
錦戸亮の存在本当えっぐい…
(後日追記:タイトルはtokyo holicだった。
ムービーの最初にデデーンと記されてた)
▼ 25 象
やすすの銀髪にhalleluiah。
バックライトで透ける髪の毛が降り乱れている様は、
確信犯か!!!!!!!!!!と叫びそうになった。
ずるいよ~あれはやすすがダントツでずるいよ~~~。
カメラに抜かれると「王子様」を演じてくれるのに、
この曲になるとやすすは白馬殺してるもんね。
私でhalleluiahしてんだから、
隣の安田担、今頃受胎告知とか起こってんのかなって
ちょっと心配になってた。
▼ 26 NOROSHI
▼ 27 ズッコケ男道
▼ 28 急☆上☆SHOW
▼ 29 無責任ヒーロー
▼ 30 オモイダマ
the関ジャニ∞ソングメドレー。
お祭り感あって楽しいなーって思いつつ、
あんまり記憶ない。
何でかなーって考えてたけど。
あれだね。
村上信五の投げキッスに、
五感が奪われてたからだね。
▼ 31 終演後
ドームの出口。
初めて回転扉から出たけど、
風圧全く受けないんだね!!!!!
今まで台風並の風圧でドームから押し出されてたけど、
あんなにマイルドにゲートアウトしたの初で感動した。
ドーム出た直後。
隣の安田担相手に
ロストコンサートシンドロームで
ヘロヘロな脳内が絞り出した言葉が、
やっぱり村上信五だったよ
だった。
2016年の冬・東京の現場からは以上です。