大野担による「関ジャニ沼では何色に染まるか」の経過観察レポート
しんどい。
びっくりするほどユートピア過ぎてしんどい。
何の予備知識もなく関ジャニコン「十祭」を見た挙句の果てのお話です。
朝から晩までヨコヒナtornを繰り返し見続けて、真剣過ぎるその表情に「こんな顔するのなんて、私、知らなかったの…」って動機息切れ気つけを引き起こしていました。それどころか、今まで茶の間で笑ってた私が死んでしまったのです。ずっと月曜から夜ふかしを観ながら、適当に笑っていた私には2度と会えません。俗に言う「今までと景色が違って見えるんです」状態ですハァイ。今までは夜更かしに出てるマツコと村上さんの見てる割合、9:1でした。マツコの咀嚼シーンが本当好きで、村上さんは画面にピンで映った時に目に入ってる程度で。しかし、今や100:100ですからね。なんなら、リアルに眼に入れられそうです。こんなことになるなんて思いもしませんでした。面白い現象です…はは、笑って下さいよ…ほら……こんなことになるなら、こんなに苦しいなら見なければ良かった………!(そんなこと、思ってもいないくせに言うなよ!って突っ込んでもらうまでが台本です)
関ジャニという沼に、地上の70倍くらいの引力で引き込まれていました。引力というか、なんかもう、ダイソンでした。
八百屋で茄子を見るたびに謎の動悸を起こし始めた頃(半分は野菜高騰のせいです)、沼の底から「村上レンタル信五がやばい…」って囁く声が聞こえました。「レンタルぅ?普段じゃ考えられない従順過ぎる村上くんが見られるとか、そんな感じですかぁ。まあ見ますよっと…」なんて気楽に見ました。私はこの後、自分の愚かさに気付くのです。
乙ゲーを軽く越えてくる【スーパーエスコートマシーン村上信五】の2次元っぷり。手を繋いだことがないと言えば、デートやからとダイヤモンドヴァージン手繋ぎを奪われ、ひどいセンスの帽子を被らされ(褒めています)、ヒロインよりもプリクラが盛れてしまい(絶賛です)、終いには暗闇での密室ハグです。「ジャッ…ジャニーズ界の佐伯瑛(ときメモGS2の王道王子様キャラ)や〜〜〜!」って床を転がり出す私、先祖に顔向けできないくらいに愚かでした。かく言う私も、100人以上の男をオトしてきました。ゲームで。しかしあまりにも村上くんの設定が王道過ぎて、大恋愛EDへの選択コマンド画面ずっと見えてましたから。あーん、とか男性からやるなんてずるいじゃないですかぁ…村上さんに恥ずかしさが一切ないから、こっちが倍で照れるじゃないですかぁぁ……狙ってるんですか……あっ素面ですか……そうですか…
私の担当、コメディが付かないとラブドラマしてくれないっていうのに同じ事務所なのでしょうか、甚だ疑問です。
また別の方角からは「御園ユニバースをすぐさま見ろ、ポチ男に死ぬぞ?」って言われて「ポチってヒモ?すばるくん、リアルでもアグレッシブ型ヒモ男してそうじゃん…」と史上最強のベタ褒めワードを吐きつつも、素直に言うこと聞いたのです。はい、すばるくんはヒモとかの次元ではなく、universeでした。universe。universeの意味を再確認しますが、
1[the universe] 宇宙; 天地万有,万物.
2[the universe] 全人類; (人間の活動の場としての)世界.
(研究社 新英和中辞典より)
ね?すばるくんがuniverseでしょう? (にっこり)
そんなこんなでテレビラジオCM雑誌等々を少しずつ視聴した結果。前回をなぞって、メンバーの印象変化まとめです。
村上
マツコの愛人♂→本業「アイドル」→…(言葉にできない)
渋谷
歌うまい→ああああああ好きぃぃぃぃ→「 universe 」(饒舌な発音で)
安田
?→ふと見せる男の顔が超ストライク→ダントツのガチ恋枠
大倉
訂正です。最初の印象イケメンじゃなかったです。「貴族」です。
丸山
ばかわいい→かいたい→ラジオのテンションと声が死ぬほど好き
錦戸
大きくなったね→幼くなったよ→天使と堕天使と悪魔で決めかねてる
横山
白い→メス顔→メス
そんな状態で、再び安田担と関ジャニコンサート鑑賞会しました。今回は「リサイタル」と「jukebox」です。今までとは異なり、ギャップを感じることはないので鑑賞も落ち着いたものです。昼間から酒を浴びるように飲んで、へべれけで叫び倒している程度でした。しかしリサイタルとjukeboxについて、これだけ言わせてください。
【君だけに】(三馬鹿)
「君だけに」の冒頭、やっぱり会場で数人搬送されませんでした?
私が横山担だったら会場であれを見た瞬間に、自らの目を潰します。あんな綺麗なものを生で見たら「ああ、この生涯でこれ以上綺麗なものを私は見ることがないだろうな」と思ってペンラで眼球刺します。(コンサートのペンラを検索)あっ……リサイタルは刺すのに不向きなペンラなんですね、残念です。今回の視聴で死にはしませんでしたが、本当に悔いはないなと、そう思わせるくらいに横山の表情と画面が素晴らしく美しかったです。あのようなものを会場で、リサイタルで、アリーナで見てしまったら、今後生きていく日常で、目に入るものがだいたい汚物ですよ。ちなみに私もペンラで死ぬことができなかった経験があります。あれは2年前の嵐loveコンでした。アリーナ数列目にいる私は銀テが客席に打ち込まれた時に、ステージのマサキと5秒くらい目が合ったんです。その時のマサキがあまりに綺麗すぎて、ああ迎えが来たな、と察しました。今回の横山は、あの出来事を思い出しました。loveコンのペンラも鋭利ありませんでしたね。人生ゲームの人みたいな形でした。何とか命は助かりましたが、あと少しでした。
話戻ります。「君だけに」って言う横山の後ろでパッチンパッチンする村上渋谷コンビ。普段の姿を知っているだけに、寡黙に真顔であの曲を踊る2人のギャップで発作起きました。ハンカチ噛む代わりに、から揚げ噛んでいました。私の葬式では、ずっとこの曲リピートしていてほしいです。木魚の代わりに指ぱっちんしてほしいです。親族のいろいろな意味で神妙な面持ちが目に浮かびます。
【愛のかたまり】(安田丸山)
誇張じゃなくて、もうクリスマスいらないです。
【ビースト】(錦戸丸山村上)
召されました。
あれを生で見られるなら、FC名義をサッカーチーム結成できるくらい作っても良い、それくらい衝撃的で、忘れられない曲でした。最近、巷は顔認識制度が流行りなので、多名義の意味って「同じ会報がたくさん届く」くらいしかないですけど、それでも良いって思えました。私のファーストインパクトがtornなら、セカンドインパクトはビースト決定です。私の中で3人に革命が起こりました、愛じゃなくて褌革命ですが。100年の恋も冷めそうな革命でも、褌の概念が変わるくらい良かったです。すごい良かったです…将来の夢がカフェ店員を通り越して、おしりかじり虫になるくらい良かったです……おしりかじり虫になりたい………おしりかじり虫になりたい…
丸ちゃんのコンサート時のビジュ、滴るほどにたまりません。猫っ毛パーマ無敵です。あと、何度も言いますけど、声が砂糖菓子です。溶けた砂糖みたいに歌うからもう駄目です。「褌姿でトロッコ爆走」時のあのポーズ、革命の英雄ですよね。ギリシャ彫刻です。…言ったら怒られそうだけど、あえて言いますけど、ド変態極めたら、一周回ってめちゃくちゃかっこよくなっちゃう丸山さんですよね…確信しました…
亮ちゃんと村上さんは、普通にかっこよかったです。ここも再認識したけど、2人はどんな服着てても、全裸でもどっちもかっこいいんだなあって。極端な話、何かの事故で全裸になったとしても、キャーとか言えないです。あっ、今日もかっこいいなとかで済みそうです。別に全裸になれとか言っているわけじゃないです。
あとぜっぜぜぜ全然、全然、意識してないですけど、村上さん、常時すっごい良い身体してるんですね。教育実習生って言われてる時に、「あー…この捲った腕には焦がし醤油だな」って正直グヘヘしてましたけど、改めてそういう場面見漁ると、本当に良い身体してますね。全然えげつないこと思ってないです、ただ素敵だなって思っただけです。
この曲の作詞が亮ちゃんって知って、惚れ直しました。コンサートの演出もPVも何もかもこの曲はずるいです。黒縁メガネのリーマンコスプレ。スーツでドセクシーに踊っておいて、オチで褌一丁のままトロッコ爆走なんて、本当に罪深い。「どこ見ていいか分からないけど、どこを見ても良い」って曲でした。(後々調べたら、2013年のジャニ楽曲大賞13位だったんですね、納得です。)
jukebox、実はまだ見終わっていません。
抱擁と祈りのover ture、バンド演奏のブリュレ→夕闇トレイン→宇宙に行ったライオンの輪廻から抜け出すことができない状況です。すばるくんのオープニングMC込みで、これが「johneey's entertainment」か…と戦慄き続けています。
「johneey's entertainment…」(イケメン顔で)